1960年代後半~70年代前半ごろのものでしょうか。
お店の方が「Aristcraftの鳩目は珍しい、今回の入荷の目玉だ」とお勧めして下さり、購入しました。
サドルではなく、普通のウイングチップでという意味だと思いますが、たしかにその後もなかなか見ません。
貴重なものを勧めていただいたことに感謝しています。
ちなみに、ここまでこのブログに登場している靴は全て、インターネットではなく店頭で購入した靴です\(^o^)/
肉厚でありながらしっとりした良質なシボ革で、鳩目、内羽根のウイングチップ、もしかしたらステファノ・ベーメルあたりにも影響を与えたのかなと思うような意匠です。
ライニングは革で中敷には“Made in USA”入りのロゴ
比較的最近のCat's Paw。
J&Mはこれより後の時代になると急激に作りも革質も落ちてゆきますが、この靴は「大統領靴」として知られるトップ・ブランドの面目を保っていると思います。
ヴィンテージのJ&Mは何足か購入しましたが、他のメーカーに比べて、芯ががっちりしており、構築的で、アメリカやカナダの靴としては固めの履き味です。
Netlettonなどもそういう傾向があると思いますが、欧州志向、英国志向といえるかもしれません。
こんばんは
返信削除はじめまして。marumonoと申します。
なおきさんのブログからやってまいりました。
良い靴ですね!
そして本当に珍しいと思います。
かかとの上補強部がそのまま左の意匠に重なっているところ、初めてみました。
ハトメはもちろん茶レザーのインソックも革質も、見ていて飽きません!
先日J&Mを探していて、相当数を見た(田舎なのでネットで画面越しにですが)このディティールのものはありませんでした。
Mchaleはじめカナダのものも良さそうですね。
まだ古靴にはまり始めて間もないですので、いろいろと勉強させて頂ければと思います。
今後の更新も楽しみにしております。
marumonoさんはじめまして。コメントありがとうございます。
返信削除「かかとの上補強部がそのまま左の意匠に重なっているところ」は、全くチェックしておりませんでした(-。-;)
これも珍しいんですね。たくさんご覧になった方に判定していただき喜んでおります。
カナダの靴も今後注目されてゆくかもしれませんね。
今後ともよろしくお願いいたします。